●ランドッグ●
私の家は、南フランスの最南端に位置するLANGUEDOCラングドックという地域にあります。
気候は、日本で言うと瀬戸内海気候。
町の名をBEDARIEUX(べダリウ)。その町の山の上に住んでいます。


適地適作で、葡萄やオリーブや紫にんにく、アーモンドの木がすくすくと育っています。
あたりには、2hrの土地に300本の様々な果樹木があって、季節ごとに果物が楽しめます。
2時間ほど車で行くと、すぐにスペインというだけあって様々なオキシタニア文化習慣がミックスされています。
そういうわけだから、私の周りにはたくさんの史跡や見所がたくさんあります。
家の近くには古城。崩れかかった石畳が歴史を感じさせてくれます。
家の近くの川は滝つぼのようになってる場所もあり、泳ぐ事ができます。自然がたくさんなんです。
特に私の住んでいるエリアは、特殊な自然地形で、突起した大きな岩が見られることで有名です。
以下参考までに表で代表的なところを紹介します。
Clermont herault
伝統的なマーケットが毎週水曜日に開かれます。
1500年の歴史を持つ古いまち。教会がとてもすばらしい。
Moulin de Faugeres
中世の時代に使用された麦を脱穀するための風車がある場所。
山の上に建っていて、そこからの眺めがよい。
なんだか私はコレを南フランスの象徴のように考えています。
Canal du Midi
ユネスコ登録の運河。現在も大切に保護されていて、
300年前に人力でつくられた当時のままの美しさを保っています。
夏にはプライベートボートが行き来しています。
Sea Mediteranee Beach
メディテラニービーチナチュラリストの砂浜が続くうつくしいビーチです。
ヨーロッパ各国から観光客が訪れる美しい地中海のビーチ。
人々は思い思いの格好で、泳いだり、家族とカップルと、日光浴をしたり。
ファミリービーチとナチュリストのビーチが点在しています。
私はもちろん、ナチュリストビーチに行きます。
ごみ一つなく広がる砂漠のような砂浜の遠くに地平線が広がる。
とても美しいですよ。
ラクサラグ
クレアモレロのまちの近くにある大きな湖。
湖の敷地内には車の出入りが禁止されているため、空気が綺麗。
湖の周りは環境が整備されていて、水は透き通り、魚が泳いでいるのも見ることができる。
もちろん、この湖で泳ぐこともできる。

clermont-l’herault
毎週水曜日に大きなマーケットが開かれ、夏にはヨーロッパ各国から来る観光客でにぎわいます。
1500年の歴史を持つこの町で、伝統的な南フランスの生活を感じ取ることができます。
町の周辺はひまわり畑に囲まれていて、2万年前の人類がすんでいた洞窟や、
恐竜の化石が見れる場所などがあります。
クロモレロからほど近く自然豊かな湖です。この湖は政府の条例で、
湖の敷地内では車の乗り入れが禁止されているため、
大気汚染の全くなく、水も魚が住んでいるくらいきれいな透明度をたもっています。
夏には、セーリングをやる人々、泳ぎに来る人々でにぎわいますが、
この湖は大変広く、思う存分自分の時間を楽しめます。
Avene
アヴェンヌ日本でも有名な”肌によい水”がとれる、中世のたたずまいと手つかずの自然が残るアベンヌ村。
この村の温泉水が人々の肌を癒し続けます。アベンヌ温泉水が発見されたのは、1740年頃。
当時のロコゼル伯爵の馬が森の中の湧き水を浴びたり飲んだりしているうちに、
元気を取り戻したという「白馬の伝説」が残っています。
この話しがアベンヌ温泉水の発見につながって、肌に良い水だという噂が広がったといいます。
今日のフランスでは、皮膚のための水として広く知られています。
緑豊かな明るいアベンヌ村で沸きつずけている水の力で、多くの人々に”癒し”の力を届けています。
フランスはとてもよい水が取れます。私の家の近くでも、
ペリエのようなガスウォーターが噴出しているところがあるんですよ。
※Languedoc
地域の気候・風土・文化について豆知識!
まず、フランス本土は96県からなっていて、22地方を構成しています。
ラングドック地域とは、フランス南東部に位置し、スペインとの国境、
地中海の海といったものがとても近いところです。
この地域の気候はとても気持ちがよく、夏は乾燥しており暖かく、冬は温暖です。
特に夏のすばらしい気候は、日本の夏を経験しているものなら一度は味わってみたいもの。
不快指数というものがゼロです!
このような乾燥で温暖な気候から、この地域はワインの生産が盛んです。
今やフランスの生産量ナンバー1。どこを見てもブドウ畑の緑が目を楽しませてくれます。
フランス人は、日本人のように銘柄にこだわることはあまりなく、
(たとえば有名どころのボルドーだとか)スーパーで売っている安売りのワインでも、
ちゃんとおいしいワインを見つけてくるので不思議です。
ブルーチーズの王様といわれる、「ロックフォール」もこの地方で作られる特産品です。
世界に愛好者がたくさんいます。
ロックフォールは専用の洞窟の中でじっくりと熟成されて作られるのです。
あの独特な香りと濃厚な味にうっとり。日本ではとても高くて私なんかには手が出せません。
ワインにチーズ。それだけでもこの地域は魅力的だと思いませんか?
さらにたくさんの史跡や美しいロマネスク教会があったり、
保護区に指定されている手付かずの自然たちがたくさんあります。
つまり、夏場は寒い北欧の観光客でにぎわいます。
たくさんの太陽を1年分に浴びようとしているかのような、そんな人たちを見ることができます。
紫外線はあんまり長く浴びないほうがいいのにね。
人々は、地中海性気候のように、
南仏の太陽のように、明るく、おおらかで、からっとしています。
雨が少ないせいか、人々はよく外で食事をして、よく食べ、よくしゃべります。
地域の人々の性格というものは、少なからず天気が影響を与えているところがあるのではないでしょうか?
本当に実にのんびりとしていて、見ていても気持ちのよいものです。
面積が非常に広い地方で、スペインの国境近くでは、カタロニア文化の影響も色濃く、
また13世紀にはキリスト教異端カタリ派の拠点として宗教的弾圧を受けたことでも知られています。
城塞都市のカルカッソンヌや、ローマ時代を代表する遺跡が数多く残るニームの他、
詩人ポール・ヴァレリーが詩のモチーフとしたモンペリエなど個性的な町も多いです。
こうやって見てみると、南仏の人々は、日本人にはないゆったりとした生活を営んでいるような気がします。
実際いろんな悩みはどの国でもあるものだけど、忙しい生活の中で、
失ってきたものを南仏の人々はいまだに持っているという感じです。
これはこの地方の人々と、気候と、文化の賜物なんじゃないかなぁと思っています。
まぁ、こっちに来て見れば、肌でそれを感じ取ることができると思うヨ!!





